パプアニューギニア シグリ
宣教師が持ち込んだコーヒー
宣教師が持ち込んだコーヒー
赤道の丁度南の熱帯に位置するパプアニューギニア。第二次世界大戦の前にルター派の宣教師によりコーヒーが持ち込まれました。シグリは西部高地地方ワギ・バレーに1950年代末に開発された大農園。
理想的な生産環境
海抜1600mの標高、清涼な気候、十分な降水量、豊かな土壌、「一日で一年の気候を繰り返す」と言われる気象の変化などコーヒーの生育には理想的な環境です。シグリのおいしさはその様な気候風土に負っていることは言うまでも有りません。しかしながら、それに加えて、完熟チェリーの手摘み、通常より1日多い4日間をかけた水洗発酵工程、たっぷり10日間をかけた天日乾燥、完成豆の二度にわたる卓上手選別などによりシグリのヒスイに似た蒼色と、最高級の風味、品格が出来上がるのです。コク、アロマ、天日乾燥特有の円やかな甘味、高級品種固有の適度な酸味が絶妙なバランスでなりたっており一口飲んでいただければ多くの説明を必要としません。
- 生産国:パプアニューギニア
- エリア:ウエストハイランド州ワギバレー
- 農園名:シグリ農園
- クロップ:2022-2023
- 標高:1,600m
- 品種:アルーシャ、ティピカ、ブルボン
- 生産処理:ウォッシュド
- 焙煎度:中(+)